こんにちは、なみだれです。
前回 多摩(フジミ、艦NEXT)の製作記④(主砲、艦橋、マストの組み立て)からの続きです。
艦載艇、機銃、ダビット等を取り付けて、最後にスミ入れとトップコートをして、完成させていきます。
艦載艇の取り付け
多摩(フジミ、艦NEXT)の製作記①(キットレビューとボーナスパーツの取り付け)でも書きましたが、艦載艇は、下の組立説明書の上のように4隻、搭載します。

4隻分の艦載艇を切り出して、シールを貼りました。面状に貼るN5は位置だけ注意して、ピンセットを使えば、難しくありませんでした。
問題は残りの2隻です。白のシールを箱状に折り曲げて貼る必要があります。曲線があるわけではなくピンセットで位置を合わせて、折り曲げるだけです。困難なのは、折り曲げた形状を維持できないことです。折しろが小さいためシール接着力ではすぐ剥がれてしまい、折り目をよくつける必要があります。

完成した艦載艇は、下のように配置し、接着しました。

単装機銃、機銃弾薬箱の取り付け
次は、ボーナスパーツの単装機銃と機銃弾薬箱の取り付けです。

まずP10の25ミリ単装機銃を切り出しました。

下の写真のように艦首部分、中央部分、艦尾部分に取り付けていきました。

中央部分

艦尾部分

P8とP3を切り出しました。

P3は煙突横の2連装機銃の脇に取り付けました。

P1の機銃弾薬箱も取り付けていきました。

中央部の機銃弾薬庫も取り付けました。

艦尾にも弾薬箱を取り付けました。

最後に主砲の上にP9を取り付けていきました。

前部の主砲にも単装機銃を取りつけました。

これでボーナスパーツは全て取り付け終わりました。
ダビットの取り付け
次にダビットを取り付けていきます。

まずN7を切り出しました。

次にN2を切り出しました。

このダビットのスナップフィットもとてもきついです。折れる恐れがあったのでピンバイスで穴を広げました。N7は0.9mm、N2は0.8mmで広げてから接着で取り付けました。

錨と旗竿の取り付け
取り付けの最後です。

旗竿、錨、ダビットH16、H17を切り出しました。


マスト上部の電探とダビットH16、H17を取り付けました。電探は、正面、横、上から見て水平垂直をよく確認して接着で固定しました。ダビットも接着で止めました。

艦首の旗竿を取り付け、シール①の菊花紋章を貼りました。

艦尾の旗竿も取り付けました。

組み立てはこれで完了です。
スミ入れとトップコート
最後に甲板上の構造物に軽くスミ入れをして、トップコートを吹きました。
今回のように塗装なしだとプラスチックの”テカリ”があるのでつや消しトップコートを最後にしておくと”テカリ”が消えてプラモデルっぽさがなくなります。
トップコートを吹いたあとの写真を3枚ほど載せておきます。リノリウム甲板の”テカリ”がなくンア多様に見えないでしょうか。



これで 多摩(フジミ、艦NEXT)は完成です。
5回にわたってお付き合いいただきありがとうございました。
艦NEXTの多摩ですが、制作を終えて良いところ、改善してほしいところをまとめてみました。
良いところ
- 塗装無しでできるところ
- 組立説明書に船の概略やパーツの説明があり勉強になった。
改善してほしいところ
- ピンセットが必要な小さいパーツは、スナップフィットにすると穴にはめるのが、とても大変。接着にしたほうが難易度が下がると感じた。
- 洋上モデルとも選択できるようにしてもらえるとコレクションとしてはありがたいです。
ボーナスパーツ等余ったパーツはジャンクパーツとして保管しておくと将来パーツを無くしたときやディテールアップに使えます。
多摩(フジミ、艦NEXT)の完成写真に完成写真を載せておきます。
では、今回はここまで。

