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制作記

【朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)】製作⑪(ホーサーリール等の組み立てとデカール貼り)

こんにちは、なみだれです。

今回は、朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)の製作⑩(塗装作業)の続きです。

ホーサーリール、階段、艦尾、艦橋の手すり、浮き輪の取り付けとデカールの貼り付けをしていきます。

ホーサーリールの組み立て

MA87、MA90、MA100の3種類の大きさのホーサーリールがあります。

一番小さいのがMA100でその次にMA90、一番大きいのがMA87です。

朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)のエッチング説明書

朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)のエッチング説明書

ここでホーサリールについて、少し詳しく説明します。

”艦船模型の制作術 総ざらい1”より写真を持ってきました。

ホーサーリールとは、ホーサー(係留索、もやい、船を岸壁に縛り付けるための紐)を収納するためのものです。下の写真のホーサーリールはホーサーが巻かれていない状態のものです。

戦艦大和の写真、ホーサーリール

下の写真の主砲の前に並んでいる白い円柱状のものが、ホーサーリールです。普段はこのようにカバーで覆われていました。

戦艦武蔵の前甲板上のホーサーリール

下の写真は、ホーサーリールの工作例です。プラ棒の軸に銅線を巻きつけて、ホーサーリールのエッチングに取り付けています。

ホーサーリールの作例

ホーサーリールの大きさは、5mm以下なので、上の写真のような銅線を巻いて、エッチングパーツに取り付ける細かい作業は、私には荷が重いです。

そこで今回は、以下のようにホーサーリールを作成するようにしました。

0.6mm、1mmの丸棒と外径が1mmのスプリング(同じ1mmのはずですが、スプリングのほうが太いです)の3つをホーサーリールのパーツにしました。

スプリングの塗装前はこのように黒光りしています。

ウェーブ A・スプリング 1mm

0.6mm、1mmの丸棒と1mmのスプリング(写真左から)をPOSCAの灰色で塗りました。

ホーサーリールパーツの塗装

真ん中の大きさのホーサーリールを作ります。MA90と1mmのプラ丸棒を合わせました。

ホーサーリールパーツ

丸棒の長さをエッチングパーツに合わせるのに少し慣れが要りました。

ホーサーリールパーツ

次は一番大きいホーサーリールです。MA87と1mmのスプリングを組み合わせました。

ホーサーリールパーツ

スプリングは中空なのでエッチングパーツとの接着に苦労しました。この記事を書いているときに気付いたのですが、スプリングの中に0.6mmの丸棒を芯として接着すれば、より作りやすいと思います。

ホーサーリールパーツ

最後に一番小さいホーサーリールです。MA100と0.6mmの丸棒を使いました。

ホーサーリールパーツ

作成したホーサーリールは、紛失しないように100均に売っているような小物入れに保管しました。

階段の組み立て

艦橋と煙突の間にある階段を作ります。

朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)のエッチング説明書
朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)のエッチング説明書

MA58を切り出しました。

朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)の階段エッチング

階段の手摺の部分だけを曲げて、甲板に取り付けました。階段部分は、調べたところカッターの刃を入れれば曲げることは可能だそうです。しかし、以前に試しましたが、うまく曲げることができずエッチングパーツを破損してしまいました。それ以来、私は、この種の階段パーツは階段部分はそのままで制作しています。

下の写真のように少し遠目で見れば、階段部分も全く違和感ありません。

朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)の階段エッチング取り付け

艦尾の組み立て

朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)の組立説明書

船体の艦尾にF7とB2を接着しました。

朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)の艦尾

艦橋後部の手すり設置

艦橋の後部の手すりMA12、MA13を取り付けていきます。

朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)のエッチング説明書

MA12とMA13を切り出しました。MA12は艦橋の形状に合わせて曲げました。

朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)の艦橋後部の手すり

ピッタリ合うように曲げてから接着しました。合わせて前部マストも艦橋の穴に差し込んでおきました。

朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)の艦橋とマスト

朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)の艦橋

浮き輪の取り付け

エッチングパーツのMA80は浮き輪です。合計6箇所に取り付けていきます。

朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)のエッチング説明書

煙突の下の部分に左右両側に1箇所ずつ取り付けます。

朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)の浮き輪取り付け

反対側も同様です。

朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)の浮き輪取り付け

第2砲塔基部にも浮き輪を取り付けます。

朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)のエッチング説明書
朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)の浮き輪取り付け
朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)のエッチング説明書

第2砲塔基部の左右両側に取り付けました。

朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)の浮き輪取り付け

最後に艦橋の両側にも取り付けます。

朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)のエッチング説明書
朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)の浮き輪取り付け

朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)の浮き輪取り付け

これで浮き輪6箇所の取り付け終わりました。

デカールの貼り付け

日章旗と旭日旗のデカールは、0.1mm厚のプラ板に貼りました。こうしておいて、必要な分だけハサミで切り取り、使用します。

国旗のデカール

喫水標のデカール⑧~⑫は、組立説明書の通りに貼りました。開戦前という設定にして艦名のデカール⑤(艦尾)と⑦(両サイド)を使いました。

⑥は艦載艇に使用しました。

朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)の組立説明書

艦首の喫水標⑧⑨を貼りました。

朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)の艦首デカール

中央部の喫水標⑩と艦名⑦を貼りました。また艦載艇にも⑥を貼りました。

朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)のデカール貼り
朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)のデカール

艦尾の喫水標⑪⑫も両側に貼りました。

朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)の艦尾デカール

艦尾の艦名も⑤を貼りました。

朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)の艦尾デカール

次回、朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)の製作⑫完成(手すり等の取り付け)に続きます。

では、今回はここまで。

ABOUT ME
namidare777
なみだれ(七月雨)です。 週末モデラーで艦船模型をメインに作って楽しんでいます。 週末という限られた時間で制作するためにエアブラシを使わずに制作して、10年間で20隻ほど完成させました。 この経験をもとになるべく簡単に制作するポイントをお伝えしていきます。