こんにちは。なみだれです。
扶桑(昭和10年、フジミ)の製作記③(後部艦橋の組み立て)からの続きでです。
今回は煙突と艦載機を組み立てていきます。
煙突の組み立て
今回作成しているのは、昭和10年なので穴あけは不要です。
一通りの部品を切り出しました。T28は、細くヤワなので折らないように注意しましょう。ヤスリがけも折るのが怖くて私は省きました。ニッパーでなるべくきれいにきれいに切るにとどめました。
煙突本体(T33とT34)を組み、T60も取りつけました。左側の配管類T28、T92を折りつけました。煙突の上部のカバーT59は、煙突内部を黒に塗る必要があるため後回しにしました。
右側の配管T91も取りつけました。説明書のとおりですと煙突前後にT31、T32に加えて、配管T90、T56も取り付けるのですが、位置合わせが必要です。
ここでは、とりあえずT31、T32だけを先に取り付けました。
上の写真では、台座のパーツを間違えて昭和13年のものにしています。
次は、煙突後部の探照灯台を作っていきます。
パーツを切り出しました。
後部探照灯台は、下の説明書のように煙突に接しているので位置合わせをしました。
仮組することでT32の位置が探照灯台に合っているのだとわかりました。
探照灯も取り付けて、後部の探照灯台は完成です。
次は煙突の前部の探照灯台の作成です。
一通りのパーツを切り出しました。
こちらも煙突土台パーツ(ここでようやく間違いに気づき、正しい土台パーツに置き換えました。)の上で仮組しました。
土台パーツM26にT64とT65を取り付けました。階段のT87、T88は甲板に据え付けのときに取り付けます。
煙突の脇の機銃台M30とM36を組みました。M30は、細くなっている部分があり折れやすいので慎重に切り出しましょう。
この機銃台も仮組してみました。
ここまで左右の機銃台と前後の探照灯台を組んだところで後回しにしていた煙突配管T90とT56を取り付けます。
煙突に2箇所取り付け用の穴があるので先にその2箇所を接着します。そのあと土台パーツM26に煙突を置き、配管の先を土台パーツにはめ込みました。念のためこの段階では、煙突と土台パーツM26は接着しませんでした。
ここまでで煙突周辺の塗装前の組み立ては、完了です。
艦載機の組み立て
次は艦載機の組み立てです。二種類のパーツがあり、昭和10年(Pe)が九〇式水上偵察機で昭和一三年(Pd)が九五式水上偵察機だそうです。しかし、私の目では違いがわかりませんでした。WIKIによると九〇式水上偵察機をベースにして空力学的に主翼や胴体の計上を改良したものが、九五式水上偵察機です。だから1/700のスケールでは、差がわからないレベルなのかもしれません。
最初に暗緑色(Mr.カラースプレー 15)でパーツを全面スプレーしました。
次に下の面を明灰白色(水性ホビーカラー H-61)で、迷彩としてウッドブラウン(水性ホビーカラー H-37)を筆塗りしました。
日の丸のデカールを主翼、胴体側面に貼りました。
まずは胴体P1と主翼P2、主翼の支柱P3、P4を切り出しました。
先に主翼と胴体のみ接着し、主翼の間に支柱P3、P4はめ込んでいきました。
大きいフロートP5の赤線はPOSCAで書きました。
最後に左右の小さいフロートP6、P7を切り出しました。
両方に小フロートを接着しました。
次は、扶桑制作の山場、艦橋の制作に入ります。
扶桑(昭和10年、フジミ)の製作記⑤(艦橋の組み立て1)に続きます
では、今回はここまで。