こんにちは、なみだれです。
今回は、朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)の製作⑨(掃海具、爆雷投射機、塗装前の組み立て)の続きです。
前回までで組み立てを終えて今回は塗装に入ります。まず全体を軍艦色でスプレー塗装した後、筆とペンで塗り分けをしていきます。
軍艦色をスプレー塗装
組立説明書の塗装設定を参考に塗装していきます。
スプレーの軍艦色(2)は横須賀海軍工廠ということになっています。朝潮は佐世保海軍工廠で建造されたのでより正確に塗装するには、説明書にもあるように佐世保海軍工廠標準色が必要になります。塗料自体は市販されていますが、スプレー塗料はありません。筆塗りするのも少し大変ですし、スプレーの軍艦色(2)(横須賀海軍工廠標準色)で塗装していきます。
軍艦色の違いについて、より詳しくは下の外部リンク先をご覧ください。
ランナーに付いたままの小さい部品は箱の中に入れて塗装しました。裏返して塗装しました。
組み立てたパーツは、割り箸に両面テープを貼りその上に固定して塗装しました。このままでは、塗装できない麺があるので割り箸を持って、全体を塗装しました。
艦橋と甲板はこのように塗装できました。ここから塗り分けていきます。
リノリウム色を筆塗り
塗装の説明書にあるようにリノリウムで塗るのは甲板の前部と後部です。
また艦橋のG3パーツにもリノリウム(606)塗装指示があります。
甲板後部は下のように筆塗りしました。通風筒等の本来は軍艦色の部分は後でもう1回ペンで修正するので塗り残しがないように塗りました。
前部甲板と艦橋も同様に塗りました。艦橋の前部は天井で見えなくなってしまうので少し雑に塗ってしまいました。
後で気付いたのですが、艦橋の後ろの甲板部分(写真赤丸部分)は、リノリウム抑えのモールドがありませんが、リノリウムで塗るべき場所です。私は後で塗り直しましたが、注意ください。
これでリノリウム部分は完了です。
黒を筆塗り
黒に塗るのは煙突のトップ付近のみです。
煙突のファンネルキャップは、ペンでは奥まで塗れないため筆塗りでやりました。煙突脇の配管にも黒く塗る部分がありますが、これは組み立てのときに塗装します。
艦底色を筆塗り
洋上モデルなので底のパーツの側面部だけ艦底色で筆塗りしました。
艦載艇を で筆塗り
艦載艇のボートにはエッチングMA79のオールがあります。
MA79を切り出しました。
先にMA79をボートに接着しました。
筆塗りでタンを塗りました。
白をペン塗り
白に塗るのは、3箇所です。下の写真の艦載艇の屋根、エッチングMA80の浮き輪、
主砲砲身の根本のキャンバスの部分の3箇所です。ペン塗りで塗装しました。
赤と緑をペン塗り
赤は、エッチングのMA80の浮き輪に使います。本当は丸を3等分に3箇所塗りたかったのですが、写真のようにとても雑にしか塗れませんでした。
次は説明書には一切ないですが、艦尾信号灯MA24にも赤と緑を塗ります。色々調べましたが、下の写真のように赤と緑を塗りました。塗装中の写真を取り忘れたので完成時の写真から持ってきました。
最後に艦橋の両脇の舷灯も赤と緑を塗ります。左右決まっているので説明書通りに塗り分けました。
これで赤と緑の塗り分けも完了です。このように小さいところばかりだとペン塗りが楽です。
銀色を筆塗り
探照灯のガラス面を銀で塗りました。
取り付け忘れの扉エッチングを取り付け
下のエッチング説明書にあるように艦橋の下に扉のエッチングMA61とMA62を取り付けるのを忘れていました。
下の写真のうっすらと見えるモールドの部分に扉を取り付けます。
肝心な部分がピンぼけですみません。扉を取り付けました。
これで大体の塗り分けは完了です。
次回、朝潮(ハセガワ、ハイパーディテール)の製作⑪(ホーサーリール等の組み立てとデカール貼り)に続きます。
では、今回はここまで。