こんにちは。なみだれです。
今回は、水上機母艦・千歳(アオシマ)の製作記⑥(煙突、マスト他の作成) の続きです。
軍艦色で塗装
前回までで組み立てられる部分は、完了しましたので、塗装に入ります。
グレーに塗るパーツだけ下の写真のように集めました。
Mrカラースプレー 32(軍艦色(2))で塗装しました。写真はないですが、煙突の上部は水性ホビーカラー(H-12、つや消しブラック)で筆塗りしました。
船体の組み立て
あとは組み立てていくだけです。まずは船体から作っていきます。
甲板を組み立てていきます。
甲板の前部です。艦橋土台と煙突もつけています。
甲板後部です。事前に「合わせ」をしていましたのでスムーズにはまりました。
→水上機母艦・千歳(アオシマ)の製作記⑤(甲板とクレーンの作成)
これで実際の船ならば、進水できるようになりました。あとは艤装していきます。
艦橋の設置
船の顔とも言える艦橋を完成させていきます。
透明パーツE2、E3を両サイドに取り付け、天井にあたる部分を水性ホビーカラー(H-43、軍艦色(2))で筆塗りしました。
次に艦橋土台と高角砲座の支柱C3をつけました。
支柱C3は砲座G6に先につけるのではなく、甲板の穴に先に接着しました。
穴が深く支柱C3が少し短めでしたのでG3に付くようにC3を上にずらして接着しました。
救命浮き輪C14をPOSCAの白と赤で塗って、艦橋土台の両舷に接着しました。とっても小さいのでピンセットで飛ばさないようにと接着剤をつけすぎて溶かさないように注意しました。
次に艦橋トップの双眼鏡や探照灯などを取り付けていきます。
F9、E5、F10、F11、F5を取り付けました。
艦橋を正面から撮ってみました。艦橋の窓は、エッチングで枠だけにすることも多いですが、このような透明パーツのほうが、ガラスの感じが出ていいですね。
天蓋上の小物設置
次は、天蓋上に探照灯などを取り付けていきます。私は、先に探照灯E5を取り付けてしまったので、日の丸のデカールを少しずらす羽目になりました。天蓋の中心に日の丸デカールを貼る場合は、先にデカールを貼る必要があります。
探照灯E5とE4、とG17をつけた後にデカールを貼りました。
機銃とF16、F17はデカールが乾燥したあと、接着しました。
甲板上に設置
甲板上の艦載艇と菊の御紋章を塗っておきました。
艦載艇は、グレーは予めスプレー(軍艦色(2))で塗っておき、木の色の部分を水性ホビーカラー(H-27、ライトブラウン(タン))で筆塗りし、白はPOSCAで塗りました。
菊花紋章E28は水性ホビーカラー(H-9、ゴールド(金))で塗りました。
活躍したのは、ミッドウェイ以前ですのでこの時期をモデルにしました。WIKIの文章からは、九四式水偵と九五式水偵が搭載されていたと思います。艦載機は、94式水上偵察機2+1(折りたたみ)機 95式水上偵察機 2+3(折りたたみ)機を搭載することにしました。並べるとこんな感じでしょうか。カタパルト上に九四式水偵を2つのせます。カタパルト上は折りたたみの機体を載せるのは、実際の作業からしても違和感を感じましたので通常タイプのものにしました。
艦載艇は、W24とW13は天蓋のクレーンと干渉しやすいので天蓋を仮置してから、接着しました。
艦橋横のデリックに吊り下げられた艦載艇も下の写真のように載せました。これは先にデリックC26とC22をつけてから、ボートW38を瞬間接着剤で固定するとうまくできると思います。
台車C29、C28を艦載機に接着してから甲板に接着します。
台車C29の小さな面で艦載機を固定するので瞬間接着剤を使うほうが楽でした。
高角砲、天蓋、マストを取り付けて、これで完成です。
完成写真(仮)
後できちんとした撮影BOXで撮影しますが、作業台上で一通り撮っておきました。
初めて水上機母艦を作成してみました。クレーンが多い特徴的な船でした。天蓋裏のエッチングの取り付けは、クレーン支柱との接続に注意が必要です。エッチングの接着の前にクレーン支柱との仮組を行い、部品同士の「合い」を細工すると良いと思います。あと折りたたみ式の水上機は、細かい上に左右や水平を揃えないと不格好になるので神経を使いました。
これ以外は、部品同士の合いもよく作りやすい良いキットだと思います。
完成品ギャラリーに水上機母艦・千歳(アオシマ)完成写真をのせておきます。
次回からは、水上機母艦 瑞穂に取り掛かります。
では、今回はここまで。