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制作記

【航空母艦・雲鷹(アオシマ)】製作記③(シール貼り、塗り分け、組み立て)

こんにちは、なみだれです。

航空母艦・雲鷹(アオシマ)】製作記②(飛行甲板の工作)の続きです。

飛行甲板のシール

飛行甲板には、白線が引いてあり、デカールで再現されています。まずはパーツ毎にデカールを切りました。当然ですが、飛行甲板は長いので、デカールも分割されています。

雲鷹(アオシマ)の飛行甲板のデカール
白線デカールの準備

最初に中心の線を貼りました。写真にあるようにいろいろと失敗しています。後部の円ですが、串に団子が1個刺さったようなデカールになっています。これを一気に貼ろうとしたのが失敗でした。

雲鷹(アオシマ)の飛行甲板のデカール貼り1
中心線のデカール

位置合わせの途中でいろいろなところがちぎれてしまい、不格好になってしまいました。直線部分と円の部分を切り離してから貼ったほうが、楽にきれいに貼れると思います。おかしいところは後で白ペンで修正します。

雲鷹(アオシマ)の飛行甲板のデカール貼り2
円の部分を拡大

艦尾の部分のシールを張りました。台形の形で艦尾の形に合わせるだけです。

雲鷹(アオシマ)の飛行甲板のデカール貼り3
艦尾の部分

両脇の白線についても前後に分かれているので貼っていきました。

雲鷹(アオシマ)の飛行甲板のデカール貼り4
後部

長さが微妙に合わなかった部分やずれてしまった部分は、白ペンで修正していきました。白線の部分は凸モールドになっているので筆塗りやペン塗りでもマスキング無しでかなり綺麗に塗装できると思います。デカールが苦手の方は、塗装にするのも良いでしょう。

雲鷹(アオシマ)の飛行甲板のデカール貼り5
前部

飛行甲板はこれで完成です。

塗り分け

船体の細かい塗り分けをしていきます。前後甲板の木製と思われる部分をライトブラウン(タン)で塗装しました。

雲鷹(アオシマ)の後部甲板
雲鷹(アオシマ)の後部甲板

ライトブラウンは、はみ出しを気にせずおもいっきり塗ってあとでグレーの軍艦色で修正をかける感じでいくと良い感じでした。

雲鷹(アオシマ)の前部甲板
雲鷹(アオシマ)の前部甲板

艦尾の支柱ですが、艦首側(下の写真では奥側)の2つは穴を開けていますが、それ以外は黒でペン塗りしています。この程度引いてみれば、区別がつかないように見えます。

雲鷹(アオシマ)の後部甲板2
雲鷹(アオシマ)の後部甲板2

探照灯を銀、菊花紋章を金でペン塗りしました。

探照灯と菊花紋章
探照灯と菊花紋章

塗り分けの最後は、艦底です。ココアブラウン(艦底色)で筆塗りしました。側面だけですのではみ出るのも気にせずさっと塗りました。

雲鷹の艦底
艦底部分の塗装

艦載艇は過去に塗装したものを使ったので、これで塗り分けは完了です。

飛行甲板の接着

飛行甲板を接着する前に艦尾に艦載艇を接着しました。次に艦首と艦尾の甲板の支柱を固定しました。支柱は船体側のみ接着し、飛行甲板側は位置合わせの仮組みにしました。

雲鷹の後部の支柱固定
雲鷹の後部の支柱固定

数日の間、クランプで固定することで船体側に支柱をきっちり固定しました。

雲鷹の前部支柱固定
雲鷹の前部支柱固定

支柱を船体に固定したあと飛行甲板を接着しました。

雲鷹の飛行甲板固定
雲鷹の飛行甲板固定

接着して大きめの洗濯ばさみで固定して、数日放置して固定しました。

細かなパーツの取付

機銃座に機銃を取り付けました。

機銃座の組み立て
機銃座の組み立て

両舷に機銃、高角砲、煙突を取り付けていきました。

雲鷹の右舷機銃座の取り付け
雲鷹の右舷機銃座の取り付け

高角砲座の取り付け位置には、穴が空いているので水平に取り付ければ問題ないです。一方、機銃座の方は、穴が空いておらずうっすらとT字の印がついているだけです。説明書も確認しつつ、取り付けていきました。

雲鷹の左舷機銃座の取り付け
雲鷹の左舷機銃座の取り付け

マストとクレーンを取り付けました。直立するように正面と横から別の方向から確認しつつ接着しました。

雲鷹のマスト取り付け
雲鷹のマスト取り付け

最後に艦首に菊花紋章を取り付けて完成です。説明書には取り付け指示はありませんが、日本帝国海軍の軍艦には欠かせないのであえて取り付けてみました。パーツ自体はWL共通パーツに含まれていますのでそれを使いました。

雲鷹の艦首
雲鷹の艦首

最後につや消しトップコートをスプレーしました。

これで雲鷹は完成です。好みで艦載機を飛行甲板に載せれば良いと思います。今回は、私はなしにしました。

では、今回はここまで。

ABOUT ME
namidare777
なみだれ(七月雨)です。 週末モデラーで艦船模型をメインに作って楽しんでいます。 週末という限られた時間で制作するためにエアブラシを使わずに制作して、10年間で20隻ほど完成させました。 この経験をもとになるべく簡単に制作するポイントをお伝えしていきます。