こんにちは。なみだれです。
前回扶桑(昭和10年、フジミ)の製作記⑥(艦橋の組み立て2)からの続きです。
ここまでで組み立てた各パーツを塗装し、甲板に据え付けて、完成させていきます。
各パーツの塗装
ここまでで組み立ててきた各パーツの塗装をしました。ベランダに新聞紙を敷き、箱の中にパーツを置き、Mrカラースプレー(32、軍艦色(2))で塗装しました。
船体に磁石を取り付け
保管時の固定用に船体に磁石を仕込みました。底に穴を開けて、ボルトを付けるほうが、しっかりと固定はできます。しかし、手間もかかりますので、今回は磁石にしました。磁石は、100均に色々なサイズのものがあります。
磁石ですと飾りケースに磁石を両面テープでつけるだけでよいので位置の調整や変更がとても楽です。
船体の中にものを仕込むときは、甲板と干渉しない高さかよく確認しておきましょう。私は昔、重巡を作成した時、よく確認せずにボルトを接着して、甲板が接着できずに制作を断念したことがあります。
艦首と艦尾の錨取り付け
艦首と艦尾の錨等を取り付けていきます。
組立説明書の最後、17,18です。
艦首、艦尾の錨N17、N16とフェアリーダーN65、N66を切り出しました。旗竿と菊花紋章は最後にしました。
艦首はこの様になりました。
艦尾の副錨も下の写真のようにつけました。
主砲の砲身取り付け
主砲に砲身を取り付けていきます。砲身には左右があるので先に右のS5のみを切り出しました。
S5をはめ込みました。更に左の砲身S6を切り出しました。思った以上にはまりにくいです。砲身を折らないようになるべく根本をおさえるようにしました。
両方の砲身を取り付けました。5基10門は壮観です。
煙突とマストの黒塗り
煙突とマストの上部を黒く塗りました。入り組んでいる部分があり、POSCAのペンでは塗れない部分があったので筆塗りでやりました。
甲板の接着
船体と甲板を接着しました。下の写真のようにクリップで固定して、1日以上放置しました。
合わせて後部甲板にT30も取り付けておきました。
甲板上の工作
甲板がきれいに固定されたところで甲板上に色々設置していきます。
最初にNのパーツN32、N38、N45(4個)、N31、N61、N62、N63、N64を切り出しました。
前部甲板にN32、N38、N45(4個)を取り付けました。
後部甲板にN31、N61、N62、N63、N64を取り付けました。
次にTパーツに取り掛かりました。似たパーツが多いので2回に分けました。
最初にT66、T69、T18、T19、T79、T80、T38、T40を切り出しました。
1回目の分を取り付けました。
残りのTパーツも取り付けました。
ここまでで組立説明書の2は完成です。
次は、艦載機用の軌条K9、K21、M40と艦橋基部の階段N24を取り付けていきます。
パーツを切り出しました。
I2の艦載艇も合わせて取り付けました。
主砲と艦載艇の取り付け
次は、主砲と艦載艇を取り付けていきます。
取り付ける主砲と艦載艇を集めました。
さらに後部艦橋とマストも取り付け、階段T42も取り付けました。
光の加減が悪くてわかり辛いですが、マストに階段T42を取り付けました。
艦載艇と主砲も下の写真のように取り付けました。
ようやく戦艦らしくなってきました。
ボートダビットの取り付け
組立説明書の6に進んでいきます。
まずはボートダビットN40を切り出しました。
写真はないですが、ボートダビットN40とN48、N5も合わせて取り付けました。
反対側も取り付けました。
係船桁(”けいせんこう”と読みます)N14、N15、N1、N2を取り付けました。
この係船桁は、停泊時に横に広げて縄梯子を垂らします。この縄梯子でで人が、海面上の艦載艇に乗り移るためのものです。
今回の作成では、折りたたんだ状態で作成しています。
煙突とその脇のM2、M3、はしごT85を取り付けます。
扶桑(昭和10年、フジミ)の製作記①(穴開けと甲板の塗装)でも書きましたが、甲板上に不要な穴が残ってしまいました。ここまで組み立てたあとだと穴埋めが大変なのでジャンクパーツから弾薬箱らしきものを見繕って穴を隠しました。
少し見にくいですが、下の写真のようにしました。
艦載機を2機、艦橋、副砲、ボートダビットN39を4個とりつけました。
艦尾の旗竿と菊花紋章取り付け
艦尾の旗竿と艦名デカールを取り付けました。
中央部はこのようになりました。
艦首の旗竿も取り付けました。
最後に艦首に菊花紋章を取り付けて完成です。
ほぼ素組とはいえ戦艦は、ボリュームがあり、長く楽しめました。
これで扶桑(昭和10年、フジミ)は完成です
扶桑(昭和10年、フジミ)の完成写真に完成写真を載せました。
よろしければ、御覧ください。
では、今回はここまで。