こんにちは。なみだれです。今回は、前回(水上機母艦・千歳(アオシマ)の製作記①(水上機の作成①) )に続き、キットに付属している折りたたまれている水上偵察機を作っていきます。
アオシマの水上機母艦に付属の水上偵察機(折りたたみ)
こちらも水上機母艦3隻分をいっぺんに作りました。
暗緑色(Mr.カラースプレー 15)で全面スプレーした後、下の面を明灰白色(水性ホビーカラー H-61)で、迷彩としてウッドブラウン(水性ホビーカラー H-37)を筆塗りしました。
さらに翼の黄色はカラーマーカー「POSCA」、大きいフロートの赤線もPOSCAで書きました。主翼と機体側面の日の丸はデカールを使いました。
・94式水上偵察機の作成
共通部品と違い、パーツ割りが非常に細かいです。
まずは、機体(1,2)を切り出し、くっつけます。
水平尾翼(3)を瞬間接着剤でつけます。
反対側の水平尾翼(4)も瞬間接着剤でつけます。
ここまでの水平尾翼と機体は分割する意味をあまり感じませんでした。むしろ水平尾翼の左右のバランスを合わせるのに気をつかうだけでなぜ分割したのでしょう??
気を取り直して主翼(7,8)を切り出しました。
さきに下の主翼を接着しました。写真を見てわかるとおり1つ塗り間違いをやらかしています。
下の主翼に主翼間の支え(5、6)をつけます。上の主翼と下の主翼が平行になるような向きで取り付けます。この部品も小さくて外れてなくすと終わりなので瞬間接着剤でしっかりとつけます。
次に上の主翼(8)をつけていきます。
最後にフロート(9、10)をつけます。
このフロートの取り付け位置が、わかりにくいです。前の支柱は機体のうっすあとあるくぼみに取り付けます。後ろの支柱は主翼の折れた角のところに取り付けると収まりが良いです。
最後に機体と2つのフロートがそれぞれ平行になるように調整。正面から見ると機体と2つのフロートで2等辺3角形に見えるようにすると良いです。
これで完成です。
・95式水上偵察機の作成
最初は同じく機体(1,2)と水平尾翼(10,11)を付けます。
次に主翼(5,6)を切り出しました。
下側の主翼(5)だけ先に取り付けました。さらに支柱(8,9)も瞬間接着剤でしっかりとつけます。
上の主翼(6)を取り付けました。中央のフロート(7)を切り出しました。
このフロート(7)は後ろの支柱を主翼パーツ(5)の穴に合わせると前の支柱が機体(1,2)にあたるようになります。小皿の中に小フロート(3,4)を切り出しました。
小フロートを瞬間接着剤で主翼端の穴に取り付けました。向きに注意しましょう。
コレで完成です。
・零式水上偵察機の作成
次は単葉機の零式水上偵察機の作成です。機体(1)と翼先端(2)を切り出しました。この零式水上偵察機のみ機体と水平尾翼が1パーツになっています。
翼先端(2)を取り付けました。通常の接着剤だとこの角度で固定するためには、ずっと持っていないといけないので瞬間接着剤で付けました。反対側の翼先端(3)も切り出しました。
同様に翼先端を接着し、フロート(4,5)を切り出しました。
主翼の穴に左右それぞれフロート(4,5)を瞬間接着剤で固定します。
これで完成です。
・零式水上観測機の作成
最後に零式水上観測機です。まずは、機体(11,12)を切り出します。
水平尾翼(19、20)を接着します。
主翼(17,18)を切り出して、下の主翼(18)を取り付けました。
主翼の支柱(15、16)を取り付けます。
上の主翼(18)を取り付けました。
中央のフロート(21)を切り出しました。
このフロート(21)は前の支柱が太い?です。この前の支柱部分を機体のくぼみに合わせて接着します。
小フロート(13、14)を切り出しました。
小フロートも瞬間接着剤で取り付けました。
なるべく接写して拡大して撮影してみました。
完成したパーツは、百均の小物入れに入れておくと管理しやすいです。
機体数は多くはなかったのですが、部品が細かく繊細なものが多かったので時間と神経をつかいました。
次回、水上機母艦・千歳(アオシマ)の製作記③(筆塗りと穴開け)に続きます。
では、今回はここまで。